ニキビの直し方はいろいろありますが、基本は丁寧な日々のスキンケアから。
20代以降になってからできる「大人にきび」は、10代の頃にできる思春期にきびとは発生する原因などがちょっと違ってくるので、スキンケア方法も変わってきます。
そもそも原因から違っていて、10代の頃にできる思春期にきびの原因は、余分な皮脂が原因となっているので洗顔をしっかりして肌を清潔にしていれば治ることが多いそうです。
一方、大人にきびは皮脂だけが原因ではなく、ホルモンバランスの乱れ、ストレスや睡眠不足などによる肌の乾燥など、いろいろなことが原因となりできているそうなので、それぞれの原因別にスキンケア方法を変える必要があります。
また、悪化してにきび跡になってしまうメカニズムは、肌のコラーゲンがにきびの炎症が起こることで破壊されてしまい、皮膚が陥没し跡になってしまう、というのがあります。
できてしまったにきびの跡を完全に治すのは難しいと言われていますが、跡ができる原因別に、いくつか直し方があります。
たとえば、下記のようなものが有名です。
・ケミカルピーリング
ケミカルピーリングはにきび跡がそれほど深くない、浅い跡がある人に有効な直し方で、肌を少し剥がすような感じになるので、浅い跡のケアとしてピーリングが選ばれることがあります。
・グラインダー
にきび跡のデコボコの出っ張っている部分を削るという直し方です。無理やり肌を削ることになるので、削った部分に色素沈着する恐れがあるので注意が必要です。
上記のほかにもさまざまなスキンケアがありますが、にきびの状況や肌の状態によっては逆効果な直し方もあるので、皮膚科で相談をしたほうが適切なアドバイスをもらうことができると思います。